大手企業グループの安定感を持ち味に、誰にとっても“美味しい”働き方を目指す。

当社、日本食材加工株式会社は、宮崎県から「食事をうれしく、食卓をたのしく。」という想いを込めて、常に安心安全でおいしい製品を製造し、全国の食卓にお届けしています。JTグループ、そしてテーブルマーク社のグループ企業として、デザート製品を中心とした冷凍食品を製造する加工食品事業と、素材の持ち味を最大限に生かした調味料事業の2つの事業を展開しています（その出荷量は調味料で月に232t、デザート製造ラインは88tにも及びます）。

調味料事業においては、誰もが企業名をご存知であろうあの大手調味料メーカーに、当社で製造した原料を納めています。当社で製造した原料をもとにつくられた調味料は全国各地で流通していますので、きっとみなさんも知らず知らずのうちに、当社の製品を口にされていることと思います。

同グループの製造会社は数あれど、九州では当社が唯一デザート事業を展開しており、2023年7月には家庭用ごまだんごの新事業をスタート。売れ行きも好調で、2024年11月にはさらなる新事業の立ち上げにともない、新規製造ラインが開業予定です。

基本オーダーメイドで製造するデザート事業では、テーブルマーク社から発注があれば、当社で試作をし、お客様を招いて改良を重ねていきます。自慢はなんと言っても「手づくり感」のあるデザート製造。手作業でロールケーキを巻いたり、ラテアートを一つひとつつくったり。中にはホテルビュッフェなどに並ぶデザートもあるので、ケーキの上に載せたオレンジの向きは揃っているか？など、高級感を意識しつつ、細かな部分に気を配れる製造力が自慢です。

当社の待遇·福利厚生は定期的に見直しを行い、従業員のみなさんが働きやすい環境づくりを常に考えています。とくに現場で働く製造スタッフの人員は決して「たくさんの人材が居ればいい」というわけではありません。せっかく入社していただいた方には、長く当社で働いていただきたいという思いから、福利厚生の諸制度をしっかり整えています。

休日に関して言えば、昨年までは年間休日数が118日でしたが、今年から120日へと休日数を増やしました。製造ではなかなかこの休日数を整えている会社は少ないので、働きやすさと採用面で思い切って増加を決めました。お盆は8日、年末年始も10日間と長期休暇も取得できるので、スタッフからも喜びの声が上がっています。有給休暇もパートさんを含めると、消化率は77％！有休は毎年取得しきってもらうように声掛けもしています。

また、当社は社員だけでなくパート·アルバイトの方にも賞与を支給していますし、産休育休の取得も当たり前の風土をつくってきました。おかげで、2度の育休取得した男性社員が2人もいます。いずれも20代ですが、「子どものために頑張ります！」とパワーアップして帰ってきてくれました。パートさんにも育休を取得して戻ってこられた方がもちろんいます。とくにデザートの製造ラインを構成する100名は、ほぼ全員が女性！みなさんいい関係性を築いておられ、現役の子育て世代を、子育てひと段落世代がフォローしあって働いてくれています。業務内外問わずコミュニケーションも絶えず、職場の人間関係も良好です。それはそれは、喋りすぎなくらい（笑）。

当社の働きやすさは、勤続年数平均12年という数字が物語っています。新たな事業を起こすことにはじまり、社内の制度が社員の声をもとに改善されたり。当社は誰かの「こうなったらいいな」を実現していく会社です。それはJTグループ、テーブルマーク社のグループ企業だからこその安定感、そして、グループの水準に合わせるために企業努力を惜しまないからこそ、なせる技なのです。

「当たり前のことを、馬鹿にせず、ちゃんとやる」。当社が求めているのは、そんな人材です。決して難しいことではありませんので、ご心配なく！社会人としては、どの会社でも求められることだと思います。食品はお客様の体に入るもの。現場の惰性で誰かの健康を損なうことは、あってはならないことです。だからこそルールを守り、コミュニケーションを適切にとれる方と、一緒に働きたいなと思っています。

ほかには、どんな経験もスキルも問いません。入社後には衛生管理士やHACCP管理者、電気工事士などの資格も合格するまで支援しますし、社会人としてのスキルアップにつながる研修が受けられる制度など、たくさんのキャリアアップ支援制度を用意していますので、ご安心ください。

最後に。高校生の皆さんへメッセージですが、卒業前は勉強に就活に時間がいくらあっても足りないことと思います。しかし、就活は最後まで「好きなこと」にこだわってください！実際に当社でも、食べることが好き·料理が好き·機械に興味がある…など、好きや興味を軸に入社した社員がたくさんいます。ぜひ自分の目で求人や会社を見て、こだわって就活してほしいと思います。