地域の課題を解決し、住民も職員も幸せに
この企業について
地域住民を幸せにする仕事
子育て支援事業や障がい者福祉事業、高齢者福祉事業など、さまざまな事業を展開している社会福祉法人スマイリング・パーク。自分の友達や家族が困っているとき、何とかして助けようとすることと同様に、地域で困っている人のために課題を解決し、「幸せ」にすることが福祉の仕事だと考えています。
スマイリング・パークで生まれたたくさんの事業は、地域住民の1人であり地域をよく理解している職員が困っている人に気づき、自ら企画して作りあげてきました。たとえば、子育て中の女性の働き方が多様化したため、日曜・祝日などの休日や、子どもが体調不良の際にも保育施設で預かれるように「休日保育」や「病児・病後児保育」を始めました。また、介護や医療ケアが必要でも、人生の最後を自宅で迎えたいと希望する高齢者のために、施設への通いや自宅への訪問を組み合わせて、可能な限り自宅で過ごすことのできる「小規模多機能型居宅介護」を始めたこともあります。
もともとは一つの保育園だったスマイリング・パークですが、事業数は58にまで増えました(2022年6月時点)。今後は本部のある都城市だけでなく、全国や海外への展開も予定しています。
職員の幸せも追求しています
スマイリング・パークでは、職員が幸せになることで、その幸せを地域の方々におすそ分けしてくれると考えています。
そのため、次の2つのことに取り組みながら職員の幸せを追求しています。
1つ目は、一人ひとりが持っている強みや得意なことを生かせる居場所づくりです。それぞれに合った活躍の場ができると、人から必要とされたり感謝されたりするようになり、仕事にやりがいを感じられます。
2つ目は、テクノロジー(科学技術)の活用です。職員は支給されたスマホを携帯していて、データをその場で記録することができます。自分に必要な情報が閲覧できるようにカスタマイズすることも可能なため、職員が交代する際の引き継ぎが必要ありません。また、配膳ロボットや施設の利用者を運ぶリフト、電動車椅子なども導入し、職員の体への負担を軽減しています。
これらの取り組みをおこなったことで仕事の効率化や残業時間の大幅な軽減の実現、休憩時間や休日の確保につながり、長く働き続ける職員が増加しました。時間にもゆとりができ、今までよりもさらに地域住民のために使えるようになりました。
「人のために」という思いで行動できるかが大切
スマイリング・パークには「事実から目をそむけない」という方針があります。たとえば、高齢者は老人ホームには入りたくないという事実に対して、職員たちは「どうすれば老人ホームがなくなるか」を考えることで新しいアイデアを生み出しています。
スマイリング・パークの老人ホームの利用者は、自宅での生活と同じように食事や入浴、起床などを好きな時間におこなうことができます。また、施設には利用者の家族が出入りする、少人数単位の玄関を設置。さらに、職員の制服は利用者の家族と同じ私服です。
このように職員たちは、利用者の意思を尊重するために本当にこれでいいのか、自分の親だったらどうするかなどを考え、「自分だったらこうしたい」という思いを行動に移しています。スマイリング・パークでは、地域住民のために行動できる職員であれば年齢や経験にかかわらず、誰でも施設長やリーダーになることができます。人材を採用する際にも、資格の有無ではなく「人のために」という思いがあるかどうかを大切にしています。
企業データ
社名 | 社会福祉法人スマイリング・パーク |
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本社所在地 | 都城市牟田町26街区16号 |
設立 | 1968年11月 |