株式会社宮崎ファクトリー

高い技術力を生かした、新たな挑戦

この企業について

全国の百貨店で販売されるスーツを製造しています

百貨店向けの既製品スーツやオーダースーツを製造している日南市の株式会社宮崎ファクトリー。前身となる株式会社ダーバン宮崎ソーイングで長年培った技術力や最先端の設備などを引き継ぎ、2020年に設立されました。
宮崎ファクトリーが大切にしているのは、「日本人の体型に合う」製品づくりをすることです。これまでに収集したデータを元に、体にフィットするようなパターン(型紙)を設計し、高度な縫製技術で立体的に仕上げることで、日本人にとって着心地の良い製品を生み出しています。
スーツ1着が完成するまでには、生地の裁断、縫製、アイロンをかける仕上げなどおよそ680もの工程があるといわれています。また、スーツの生地は湿度の変化によって膨張したり収縮したりと、非常に繊細です。各工程において高い技術力が必要となりますが、宮崎ファクトリーには熟練した技術を持つ多くのスタッフが在籍しているため、高品質のスーツをつくりあげることができます。

自社ブランド「MIYAZAKI FACTORY」を立ち上げました

宮崎ファクトリーは自社ブランド「MIYAZAKI FACTORY」を新たに立ち上げ、オーダースーツの製造・販売を始めました。会社の敷地内には、お客さまの体を採寸したり生地やボタンを選んでもらったりする「ファッションルーム」を設けています。
宮崎ファクトリーはこれまで他の会社からの依頼内容に沿ってスーツを製造し、商品を納めることが基本的な流れでしたが、自社ブランドでは社内で企画からデザイン、パターン設計、採寸までを一貫しておこない、直接お客さまへ販売しています。そのため、お客さまが何を求めているか、どういった補正をすれば着心地が良くなるかなどを直接確認できるようになり、さらなる品質向上につながっています。また、なで肩やいかり肩など体型にコンプレックスのあるお客さまに喜ばれているのが、スーツをよりきれいなシルエットで着られるようにする「体型補正」です。宮崎ファクトリーはお客さまが体にフィットするスーツを身にまとうことで自信や勇気を持てるよう後押ししたいと考えています。

新たなことにチャレンジしやすい環境です

宮崎ファクトリーでは自社ブランドの立ち上げの他にも新しい取り組みをおこなっています。それはアイテム数の拡大です。ジャケットやベスト、スラックスの製造に加えて、今後はコート類やファッション性が高いレディースのカジュアルジャケットなども製造していこうと、試作を重ねています。新たなアイテムが増えると、それに合わせた設備も必要になるため、容易なことではありません。それでも自分たちがワクワクするような仕事をしようと新しいことに挑戦しています。また、日頃からスタッフの意見にも積極的に耳を傾け、挑戦しやすい環境づくりに努めています。
宮崎ファクトリーには裁断・縫製・仕上げ以外にも、サイズなどが依頼通りにつくられているかの検査や、配達先や納期を守って出荷する商品管理など、さまざまな仕事をしているスタッフがいます。取引先の会社に商品の出来栄えを高く評価してもらえたときや、百貨店の販売員から直接お礼の言葉をもらえたときは、スタッフが喜びややりがいを感じる瞬間です。

企業データ

社名 株式会社宮崎ファクトリー
本社所在地 日南市北郷町郷之原乙3663番地
設立 2020年9月
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