宮崎産の素材を生かした、長く愛されるお菓子づくり
この企業について
ケーキや焼菓子を製造・販売しています
宮崎産を中心に国産の原料にこだわったケーキや焼菓子を製造・販売しているお店「パティスリーヒロヤ」。このお店を運営しているのが宮崎市にある有限会社お菓子の浩屋です。ショーケースには旬のフルーツを使用したケーキや、季節のイベントに合わせてつくった期間限定のケーキなどが並びます。
誕生日などのお祝いにケーキを予約するお客さまも多く、イラスト・似顔絵ケーキやデコレーションケーキなど、要望に合わせたオリジナルケーキもつくっています。また、クッキーにパウンドケーキ、マドレーヌなど、焼菓子の種類も豊富なため、出産祝いのお返しや手土産を買いに訪れるお客さまもいます。ハロウィーンやひな祭りなどのイベントに合わせたラッピングアレンジも好評です。
お菓子の浩屋は1964年に和菓子屋として創業しました。現在の社長が県外で修行を積んだ後、1996年にパティスリーヒロヤをオープン。和菓子屋だったころから通い続けているお客さまや、子どものころから通っているお客さまもいて、地元の人に長く愛されているお店です。
「洋風チーズ饅頭」や「チータル」が看板商品です
お菓子の浩屋は店舗で販売するケーキや焼菓子だけでなく、県内の空港や駅などでお土産品として販売されるお菓子も自社の工場で製造しています。サツマイモや日向夏、マンゴーなど、宮崎産の原料を生かした商品づくりをおこなっています。
なかでも定番のお土産として親しまれているのが「洋風チーズ饅頭」。チーズ饅頭は宮崎の銘菓として県内のさまざまなお店で販売されていますが、お菓子の浩屋のチーズ饅頭は、宮崎産のサツマイモを練り込んだ生地でクリームチーズを包み焼き上げていて、しっとりとした口当たりが特長です。
また、宮崎の特産品を使って新しい名物をつくりたいとの思いから誕生したのが「チータル」です。チータルは、濃厚なチーズクリームに宮崎産日向夏の果汁を加えた爽やかな味わいのチーズタルトで、洋風チーズ饅頭に並ぶ看板商品となっています。
洋風チーズ饅頭やチータルは大手ショッピングサイトでも販売していて、「お土産でもらっておいしかったからまた食べたい」と県外のお客さまにも購入されています。
お客さまが喜ぶ顔を見るとやりがいを感じます
お菓子の浩屋では20〜40代の女性を中心に約15名が働いています。農業高校やパティシエ科のある高校出身の人、他の会社で同じような仕事に携わっていた人など、お菓子の製造経験がある人が多く入社しています。
お菓子の浩屋には大きく分けて販売と製造の2つの仕事があります。社内に部署のようなチームは設けず、一人ひとりが幅広い業務を担当しています。簡単なラッピングアレンジは全員ができるように教育するなど、みんなができる作業を増やすことで仕事の効率化につなげています。また、スタッフ間の情報共有を大切にしていて、休みなどでスタッフが入れ替わる際には、入念に引き継ぎをおこなっています。
販売の仕事では、お客さまの反応を直接感じることができます。注文したケーキの仕上がりを喜ぶお客さまの顔が見られたときはスタッフもうれしく、やりがいを感じる瞬間でもあります。また、自分たちがつくった商品が残らず売れたときは、製造を担当しているスタッフみんなで喜びを分かち合っています。
企業データ
社名 | 有限会社お菓子の浩屋 |
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本社所在地 | 宮崎県宮崎市松橋2丁目9-24 |