地域の暮らしを支えるために、新しいことに挑戦し続ける
この企業について
人々の生活を支える道路や橋などをつくっています
人や車が通る道路をはじめ、橋・トンネル、水害から街を守る堤防など、地域の人々の生活を支えている土木構造物。宮崎市にある株式会社岡﨑組は、そうした土木構造物の工事をおこなっている会社です。一般に土木の仕事というと、現場でショベルカーなど重機を動かす様子を思い浮かべる人が多いかもしれません。もちろん岡﨑組にもそういった仕事を担当するチームがありますが、タブレットやパソコンに向かうデスクワークを担当する人が多く働いています。デスクワークを担当する人の仕事の内容は「施工管理」といって、工事の予算や期間の交渉、安全管理、提出書類の作成などです。岡﨑組は、主に国や県、市町村から依頼される公共事業を手掛け、宮崎に暮らすたくさんの人の生活に関わる重要な仕事をしています。
橋やトンネルなどを新しくつくるだけではなく、すでにある構造物の建て直しやメンテナンスもおこなっています。災害時の復旧工事も大切な仕事の一つ。地震や台風などによる災害では、自治体などからの指示を受けて初めに建設会社が駆け付け、土砂を移動させたり、氾濫した川の水を戻したりといった作業にあたります。災害時は、宮崎だけでなく全国各地へも応援に向かいます。
コンクリート構造物の診断、調査もおこなっています
土木工事や建築にはなくてはならない素材「コンクリート」。岡﨑組には、生コンクリートの製造・販売を担当する「生コン事業部」もあります。生コンクリートは、使用する砂利や砂の性質、水分量によって強度が変わるデリケートな素材なので、製造したときと販売先で二重に強度を確認するなど、徹底した品質管理をおこなっています。
岡﨑組の生コン事業部には、「コンクリート診断士」や「コンクリート主任技士」として認定を受けた特殊な技能を持つ社員がいて、橋の土台やトンネルなどのコンクリート構造物の調査・診断もおこなっています。調査・診断では、コンクリートのひび割れや劣化、耐震性を調査して補修や補強が必要かどうかの診断や、最適な補修・補強の方法の提案をおこなっています。新しくつくられた橋に問題がないかの調査もおこないます。九州では、コンクリート診断士・コンクリート主任技士の認定を受けている人の数が少なく、こうした調査・診断をおこなっている会社も少ないため、近年、仕事の依頼が増加しています。
新しい挑戦を続けて、誇れる仕事をしよう
2023年に創業70周年を迎える岡﨑組。長い年月にわたり事業を続けてこられた理由の一つを岡﨑組は、新しいことに挑戦し続けてきたことだと考えています。社員にも積極的な挑戦を続けてほしいという想いから、資格取得にかかる費用や研修を受ける費用は会社がすべて負担するなど、本人の意欲次第でどんどん成長できるような環境づくりを進めています。協力会社とのパートナーシップやIT技術の利用で生産性の向上に努め、社員がなるべく本来の仕事だけに集中できる仕組みも整えています。生産性の向上では、休みがとりやすくなるなど、より充実して働ける職場づくりを実現しています。
岡﨑組では、今後もドローンやITの活用など、ますます新しいことに挑戦していくために、若い人の力を必要としています。入社したらまず1年から3年かけて、社会人としての一般知識や仕事の基礎などを研修や実務を通じてしっかり学びます。さらに経験を重ねて、ステップアップできる体制も整えています。
企業データ
社名 | 株式会社岡﨑組 |
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本社所在地 | 宮崎市恒久1800-1 |
設立 | 1953年2月 |