プロフェッショナルが集まる、「旅するように働く」会社

株式会社Libertyship（リバティシップ）は、「自由（Liberty）」＋「船（ship）」を合わせた社名が示す通り、自由に旅をする人々が乗りこむ船のような会社。事業の中心は、「プロジェクトマネジメント」という仕事で、さまざまな会社から依頼を受けて、Webサイトや通販サイトなどの新規立ち上げとリニューアルをプロデュースしています。一つのプロジェクトごとにWebデザイナーやエンジニアなど必要なメンバーを集めてチームをつくり、すべての作業工程を管理することで、プロジェクトを完成へと導きます。

メンバーの働き方は基本的に、オフィスに出社しないフルリモートという形態で、仕事を始める時間や終える時間はメンバー個人で決められます。県外に住んでいる人も、別に副業を持っている人も、それぞれが可能なかたちで仕事に参加しています。時間にも場所にもとらわれないスタイルは、まさに「旅するように働く」の実現。Libertyshipの大きな特長です。こうした自由な働き方をする人が利用できるコワーキングスペース「TRIP BASE」の運営もおこなっています。

「旅するように働く」という考え方をさらに広げて、Libertyshipでは枠にとらわれないライフスタイルを世界に発信しています。発信の一つとして力を入れているのが「バレルサウナ」の販売。サウナの本場・フィンランドには「人はみな生まれながらに平等だがサウナ以上に平等な場所はない」ということわざがあります。近年、東京などを中心にブームが起きているサウナを通してLibertyshipは、垣根のない平等なコミュニティづくりやライフスタイルを提案しています。

バレルサウナはフィンランドやカナダなどで人気の、樽の形をした木製のサウナです。杉の一大産地・宮崎の杉を有効活用しようと企画したバレルサウナには現在、北海道や香川県などの木材も活用。100%国産の木材を使うサウナとして販売しています。各地の温泉や旅館で採用されたり、さまざまなメディアで紹介されたりと、ますますの注目が予想されるバレルサウナ。Libertyshipの主要な事業として、今後もさらなる展開を目指します。

Libertyshipで正社員として働いている人は多くありません。ほとんどの場合、フリーランスやアルバイトで働く人とチームを組んでプロジェクトを進めています。採用では、プロジェクトを一緒に進めていくメンバーの一員としての資質を見極めるところに重点をおいています。書類選考や面接ではなく、まずは「大人のインターンシップ」という形でプロジェクトを手伝ってもらいながら、お互いに相性や適性を確認することで、その後も一緒に働いてもらうかどうかを判断しています。

「旅するように働く」という考え方に賛同する人が集まるLibertyshipでは、旅が好きな人やキャンプ・サーフィンが趣味の人などが多く働いています。共通の価値観やライフスタイルを持ちやすい仲間同士が集まって、好きなことを仕事にし、枠にとらわれない働き方をしていくためには、プロジェクトの中で役割を担うための専門的なスキルが不可欠。Libertyshipは、自分らしく働くために絶えずスキルを磨き続ける人材を求めています。