株式会社refactory

ものづくりの会社を、ネットショップで支える

この企業について

ネットショップで「わな」を販売しています

野生のイノシシやシカなどは農作物の被害をもたらすことがあり、一部の農家にとって深刻な問題となっています。宮崎市にある株式会社refactoryは、そうした野生の動物から農作物を守るためのわなや柵などをネットショップで販売しています。

販売のきっかけは、社長の守屋さんが以前ネットショップを制作する会社に勤めていたときにイノシシのわなを製造している会社から受けた「商品をネットで販売したい」という相談です。守屋さんが当時勤めていた会社が手掛けていたのはアパレル専門のネットショップだったため、会社として対応することはできませんでした。それでもどうにか役に立ちたいと個人的に依頼を引き受け、わなを販売するネットショップの運営を開始しました。

その後、信頼できる仲間と一緒に自分たちの会社を立ち上げ、被害に悩む農家や自治体などに商品を販売しています。対策が必要な動物の種類は地域ごとに異なるため、refactoryではいろいろな商品を仕入れたり製造したりしてお客さまの相談に応じています。

商品をつくる会社と消費者とをつないでいます

refactoryでは自分たちの知識や経験を生かして、ネットショップを開きたいと考えている会社のお手伝いもしています。Webサイトの制作やシステムの開発、商品撮影など運営のサポートもおこなっていて、アスリート用のサプリメントをつくっている会社やオーダーメイドのゴルフクラブを製造する会社など、いろいろな会社から依頼を受けています。

また、ものづくりをしている全国各地の会社からさまざまな商品を集めて、通販サイトで販売する事業もおこなっています。通販サイトで扱っているのは、アパートに設置する金属製のゴミ置き場や産業廃棄物を入れるための鉄製の大きな箱など、一般のお店ではあまり見かけることのない商品です。こうした商品は、つくっている会社がインターネット上で販売しているケースが多くなく、販売されている場所も限られることから、購入を検討する人にとっては商品を探しづらい場合があるため、refactoryが運営する通販サイトがものづくりをする会社と消費者とをつなげる役割を果たしています。

人生の選択肢を広げられる職場でありたいと考えています

refactoryでは働きやすい職場づくりのための取り組みを進めています。たとえば、スタッフそれぞれが家庭の都合などに合わせて働けるようにと、決められた一定の時間帯に出社してさえいれば来る時間や帰る時間を好きなように選べる「フレックスタイム」という制度を取り入れています。refactoryには新卒で入社したスタッフはおらず、全員がどこかの会社で社会人として経験を積んでいます。趣味のサーフィンを楽しむために北海道から宮崎に移住してきたスタッフや、県外で美術系の大学を卒業しネットショップに関する事業をおこなう会社で働いていたスタッフなど、経歴はさまざまです。

これまではrefactoryがおこなっている事業に関係のある知識や経験を持つ人を採用してきましたが、今後は経験の有無に関係なく学び続ける意欲のある人にもスタッフとして仲間に加わってもらいたいと考えています。スタッフ一人ひとりが自分の人生の選択肢を広げられるように、それぞれのスキルの向上を図っていこうとしています。

企業データ

社名 株式会社refactory
本社所在地 宮崎市大橋3丁目224
設立 2018年2月1日
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