心と体を育む、運動のプロフェッショナル会社
この企業について
体を動かす、だけではない体育教室
2006年に創業したa-project株式会社は、宮崎市を中心に幼児や小学生を対象とした体育教室「アドバンススポーツクラブ」の運営をおこなっています。a-projectの体育教室は、体力や運動能力の向上だけでなく、『できた!』という成功体験を通して子どもたちの自信につなげていくことを大事にしています。成長段階に合わせてゲーム感覚で体の使い方を学習していくため、子どもたちは『いつのまにか、できちゃった!』という感覚で楽しみながら学ぶことができます。
現代の子どもたちは、朝日を浴び、日中は外でたくさん遊ぶことでお腹をすかせ、夜になれば自然と眠くなるといったような当たり前の生活リズムからだんだんと遠ざかりつつあります。また安全に対する意識の変化から公園では遊具の撤去が進み、子どもたちの遊びの中心はゲーム機などに移っています。そのようななかa-projectでは体を鍛えるだけでなく、運動を通して生活リズムを整え、脳や心をしっかりと育めるようレッスン内容を考えています。
いろいろな子どもたちの成長をサポート
代表の藤原社長は、もともと体育教室を企画したり、体育講師として児童福祉施設に招かれたりしていました。そのような機会を通して、発達障がいなどの特徴がみられる子どもたちにも安心して運動できる環境が必要ではないかと考えるようになりました。そして、子どもたち一人ひとりに合った深い支援をしようと、2016年に「スポーツパークBASIS」を開設しました。スポーツパークBASISは、各市町村が利用を認めた小学1年生から高校3年生までの児童が通う放課後等デイサービスといわれる施設です。建物は天井が高く窓も大きいため、明るく開放的な空間になっています。1日の定員は10名と限られているためキャンセル待ちになることもありますが、その分一人ひとりと向き合って発達支援をおこなうことができます。
より多くの子どもたちに利用してもらえるように、2019年には「スポーツパークBASIS新富」を開設。2022年には3カ所目となる施設がオープンします。
みんなでアイデアを出しながら仕事をしています
ここでは保育士や児童指導員などの資格を持った人が多く活躍しています。トレーニングジムや医療関係の仕事をしていた人たちも働いていて、さまざまな経験をもつスタッフがみんなで知恵を出し合いながら、子どもたちが楽しめる工夫や一人ひとりの成長に必要な手立てなどを考えながら、毎日のプログラムを作っています。「仕事にも遊び心を」という考え方を大切にしているため、自分たちが率先して楽しむことも大事にしています。
またa-projectには、みんなで一緒に生み出していく「共創」という考え方があり、地域や学校の行事を自分たちで一から作ります。ある街では、年齢や性別が異なる人たちをいくつかのチームに分けて、それぞれが考えた競技を自分たちでおこなう運動会を開催しました。普通の運動会と違って、考えるのが得意な人やまとめるのが得意な人など、それぞれに役割や楽しみ方があり、運動を通じてみんなが豊かになれる機会となりました。
企業データ
社名 | a-project株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 宮崎市郡司分丙9851-17 |
設立 | 2006年4月 |