ワクワクできる「食」の世界を、自分たちでつくる
この企業について
地元で長く愛されている「平家の郷」を運営
ハンバーグやステーキを提供するレストランとして40年近くにわたり地域で親しまれている「平家の郷(さと)」。ハンバーグは100%国産の牛肉でつくることにこだわり、300℃に熱した鉄板の上で、お客さまの目の前でカットし香り付けのソースで仕上げるサービスも人気です。看板メニューの炭焼き霜降りハンバーグは、年間20万人以上ものお客さまに食されています。
宮崎と東京に現在7店舗ある平家の郷を運営しているのが、宮崎市に本社を置く株式会社ハンク・ディーシーです。お客さまがどの店を利用してもおいしい料理を食べられるように、食材や調理方法だけでなく料理の提供までにかかる時間や野菜の盛り付け方など細かい部分にも決まりを設けて、サービスレベルの向上に努めています。平家の郷の運営を通して学んできた店舗運営の知識を生かし、現在、まるみ豚というブランド豚のとんかつ店「みとん」や、ステーキ専門店「BRICK STEAK HOUSE」の運営もおこなっています。
牛を育てることから始めます
ハンク・ディーシーは、ハンバーグの材料のひき肉を精肉店から仕入れるのではなく自分たちで加工しようと、製造の仕事にも乗り出しました。2022年には宮崎市内に新しい工場が完成する予定で、ここで加工されたひき肉が直接店に届けられるようになります。さらに、ハンク・ディーシーは牛を育てる畜産にもチャレンジしたいと考え、佐土原にある畜産農家の協力を得ながら肉用牛の肥育を始めました。将来的に数百頭の牛を自分たちの手で育てていけるように、地元の畜産農家からアドバイスをもらいながら農業について学んでいます。
飲食業からスタートしたハンク・ディーシーですが、牛を育て、食肉を加工し、料理としてお客さまに提供するまでのすべての役割を担うことで、より安全で質の高い食を提供する会社になることを目指しています。また、食に関するさまざまな仕事を生み出していくことで、何よりも自分たちがワクワクできる会社をつくっていきたいと考えています。
価値観を共有できる仲間と一緒に仕事をしています
ハンク・ディーシーはお客さまに感動を提供する会社であるために、原点であるレストランのお客さまの満足度を高めていくことを大事にしています。コロナ禍で新しいお客さまの数が減ったときにも、来店される貴重なお客さまを大切にしようと、アンケートを実施して店に期待していることや不満な点などについて調査しました。お客さまの期待に応えようと業務の改善を続けた結果、リピーターのお客さまの数は年間で3200組以上も増加しました。
ハンク・ディーシーは会社として大切にしている考え方や価値観について言葉にしたガイドブックをつくり、アルバイトを含むすべてのスタッフに手渡しています。働くスタッフ全員が同じ思いや考え方を持って仕事をすることで、お客さまに満足を提供することができ、自分たちも楽しみながら働くことができると考えているためです。新しいスタッフを採用する場合にも同じ内容を伝え、会社の考え方や価値観に共感してくれる人を仲間として迎え入れています。
企業データ
社名 | 株式会社ハンク・ディーシー |
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本社所在地 | 宮崎市大塚町原ノ前1618番地 |
設立 | 2007年1月 |