広告のプロたちが、「面白いものつくって」に応えます

2010年に宮崎市で創業した株式会社ハナビヤ。社長の実家が花火屋（火薬店）を営んでいたことが社名の由来ですが、ハナビヤがおこなっているのは宮崎で多くの人が目にしている広告の企画や制作です。パンフレットやポスター、チラシといった印刷物の企画やデザインのほか、食料品のパッケージやラベルのデザインも手掛け、ホームページやインターネット広告の企画・制作もおこなっています。テレビのCMや番組、YouTubeなどで流す映像を制作する株式会社ハナビヤ・ラボというグループ会社もあり、情報を発信したいと考えているお客さまのさまざまな依頼に応えています。

これまでは、パンフレットなど紙の広告はデザイン事務所や印刷会社に、ホームページはホームページの制作会社に、テレビCMは映像制作会社にそれぞれ相談するのが一般的でしたが、ハナビヤではそうした広告をすべて自分たちでつくることができるため、お客さまに喜ばれています。

お客さまの業種はケーブルテレビや食品会社、スーパー、製薬会社など幅広く、それぞれの会社の特長を把握したり実現したいことを聞いたりしながら企画を立てています。ハナビヤは創業のころから「面白い広告づくり」をテーマにしていて、お客さまも「他とは違うことをしたい」「目立つ広告をつくりたい」などと考えているため、依頼がある度に新しい企画を考えて広告をつくります。最近は評判を聞いた会社から「うちも面白いことがしたい」と問い合わせを受けることが増えています。

より多くのお客さまの期待に応えようと現在は福岡にも営業所を設けていて、福岡県内のお客さまの依頼にも応えています。福岡には九州各地に事業所を持つ大きな会社が多く集まっていて、そうした会社の広告を担えるように日頃から訪問して信頼関係をつくるなどの努力を続けています。そして九州中の広告を今よりもっと面白くしたいとハナビヤは考えています。

ハナビヤにはデザインや広告が好きな若い人が集まっていて、スタッフのほとんどは20～30代です。インターネットや広告の業界は変化のスピードが早いですが、デザイナーとして仕事の幅を広げたいと思っている人や、自分のやりたいことを実現したいという目的のある人が多いため、常に好奇心を持って新しいものを取り入れスタッフ同士で刺激を与え合いながら働いています。

デザインなど制作に関わるスタッフは、自分が1年間で手掛けた広告をコンテストに出すという取り組みをおこなっています。コンテストでの受賞は仕事のやりがいにつながっていて、1年を締めくくる毎年の恒例行事になっています。これまでにフジテレビやUMKテレビ宮崎が主催するコンテストで受賞した企画や作品も多くあり、会社の知名度を上げるきっかけにもなっています。ハナビヤではさらにたくさんの「面白い広告」をつくっていくために、今後も新しい仲間を集めていきます。