人生に無駄なことはない。やりたいことをやってみる気持ちを大切に

川越さん 日向工業高校出身

子どものころから好きだった料理に関わる仕事に携わりたかった

高校を卒業してからミツイ水産に就職するまでの経緯を教えてください。

子どものころから料理をすることが好きで、幼いころから親の横に立って、夕食を作る手伝いをしていました。高校在学中も、将来は調理関係の仕事に就きたいと考え、鮮魚店でアルバイトをしていました。

卒業後はすぐに鮮魚関係の企業へ就職しました。その後、配送業への転職を経て、あらためて調理や食材に関わる仕事をしたいと考え、ミツイ水産へ応募しました。
ミツイ水産を選んだのは、自分が好きな料理に関われること、それから、これまでのキャリアで多少なりとも得てきた鮮魚に関する技術が役立つのではないかと考えたからです。

現在はどのような業務を担当されていますか?

水揚げされてきたマグロやフグをさばく、一次加工の業務を担当しています。新鮮な魚を加工しやすい状態に素早くさばき、二次加工の工程へ引き継ぐのが自分の仕事です。

水揚げの量や旬の季節も関係してきますが、フグの最盛期には1 日に1,000本以上、マグロも多いときは100~200本程度さばく時期もあります。マグロは30~50キロと重さもあるため、量が多いときは大変な作業ですね。

お仕事の中でやりがいや楽しさを感じる部分を教えてください。

これまでさばいたことがない魚を扱うことができるのは、この職場ならではですね。最初は戸惑うこともありますが、業務に精通した先輩や同僚がたくさんいるので、たくさんアドバイスをもらうことができます。日々技術や知識を吸収し、新しい学びを得ることができる点も、楽しさを感じる部分です。

この職場に飛び込んでくれる人により良い環境を築いていきたい

お休みの日はどのように過ごしていますか?

休日は、家族と一緒に過ごすことが多いですね。2人の娘はそれぞれ2歳と6ヵ月なのですが、妻と一緒に子育てに奔走しています。子育ては大変なことも多いですが、家族の笑顔を見ている時間は穏やかな気持ちになります。仕事へのエネルギーを充電してもらっている感覚です。

それから、妻が実家に子どもと帰省するときは、庭で1人バーベキューをすることにハマっています。アウトドアが好きなので、夏場は素潜りや魚釣りも楽しみの一つです。獲れた魚をその場でさばいて食べると、本当においしいですよ。

体を動かすことが大好きで、高校在学中もテニス部に所属していました。就職後も、社会人のフットサルチームや、現在も所属しているバレーボールチームでプレイしています。

これからの人生やお仕事の目標を聞かせてください。

まず、大切な家族を守り・支えていくためにも、健康を第一に考えています。仕事も体を動かす業務なので、ケガや体調を崩してしまっては、周りに迷惑をかけてしまいます。ONとOFF、どちらの部分でもしっかりと取り組めるよう、健康管理に気を配っていきたいですね。

仕事の面ではふぐ調理師免許の取得に挑戦したいです。フグの加工には、ふぐ調理師免許が必須で、現在は免許を持っているメンバーの指示、監督のもとでなければ作業できません。自分もふぐ調理免許を取得できれば、加工業務の効率アップにつながります。

それから、今後ミツイ水産に就職したいと考える人にとって、楽しい環境を築いていきたいですね。自分が今、仕事やプライベートで充実した日々を送れるのも、職場の環境が整えられているからこそ。

ミツイ水産では先輩・後輩の分け隔てなく、自由にコミュニケーションを取りながら、業務に取り組むことができます。そんな雰囲気が、質の高い仕事や日々のモチベーションにつながっているように感じています。

次にこの職場に飛び込んでくれる人にとって、より良い環境を築けるように自分も貢献していきたいですね。

子どもの頃から好きだった料理に関わる仕事に携わりたかった

社会人の先輩から、高校生にメッセージをお願いします。

やりたいことをやってみる、ということは大切なことだと思います。

自分のように「料理が好き」という明確な思いがなくても、まずはやりたいことに挑戦してみる、「やってみよう」という気持ちは大事にしてほしいですね。

もしかしたら、合う合わないということは出てくるかもしれませんが、それが分かるということが大きな財産になります。

人生に無駄なことはありません。例えば、自分は前職で配送業としてトラックやフォークリフトを運転していたのですが、その経験がミツイ水産の仕事にも役立っています。配送業時代に築いた人との縁が、不思議なところでつながってくる。そんな経験も少なくありません。

ぜひ、やりたいことに挑戦する気持ちを忘れずに、自分のキャリアの一歩目を踏み出してほしいと思います。

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