親しみのあった地元の企業に就職。進路選択は自分で情報を選ぶことから取り組んで

内藤さん 小林高校出身

高校での寮生活を経て、地元の川南で働きたい気持ちが強くなった

現在のお仕事の内容から教えてください。

現在は店内の商品売場や、レストランのホールスタッフとして接客の仕事を担当しています。平日は主にレストランを担当し、休日は商品売場を担当するといった具合です。

ゲシュマックに入社して1年になりますが、今はいろいろな部署を担当させてもらいながら、たくさん経験を積ませてもらっています。

ゲシュマックに就職した経緯を聞かせてください。

私は川南の出身で、小林高校に進学して3年間寮で生活していました。高校では女子駅伝部に所属して部活に熱中する毎日でしたが、練習が忙しく年に数回しか地元に帰省できませんでした。そこで高校を卒業後は、地元に戻って就職しようと早い段階から考えていました。

もともと生き物が大好きで、将来は鶏や豚など畜産関係の仕事に就きたいと思っていました。川南はおいしい食材がたくさんあって畜産が盛んなので、仕事に親しみがあったのも大きな理由です。

就職先を探すタイミングで、川南にある畜産関係の企業を探していたところ、ゲシュマックに目が留まりました。川南ではよく知られている企業で安心感もありましたし、自分が好きだった畜産関係に携われると考えて就職を希望しました。

日々のお客さまとの会話は大きなやりがい

実際に働いてみて印象はいかがですか?

接客中にお客さまとレジで会話をするときはとても楽しいですね。

ゲシュマックではオリジナルのブランド豚「あじ豚」を販売しているのですが、お客さまから直接「あじ豚おいしかったよ」と声を掛けてもらうことがあります。自分たちが販売している商品を褒めてもらえるとうれしいですし、誇りに感じますね。わざわざ遠方から足を運んでくださる方もいらっしゃるので、日々のお客さまとの会話は大きなやりがいになっています。

一方で、仕事中はスタッフと連携して働く大変さも学んでいます。たくさんのお客さまを接客するので、一緒に働くスタッフとコミュニケーションを取りながら情報を共有しておくことが大切です。商品数も多いので、種類や名前、特徴などを覚えておくのも大切な業務の一つです。

高校時代は部活動に熱心に取り組んでいたそうですが、当時の経験がお仕事に生かされる部分はありますか?

3年間の部活動では、自分の芯が強くなったと感じています。

駅伝という競技は心が折れそうになるときに、「もうひと踏ん張り」する強さが求められます。たくさん練習し試合を経験したからこそ、弱音を吐かない強さを身に付けることができました。仕事で大変なことがあっても「もうひと踏ん張り」できるのは、部活動での経験が生きていると感じる部分です。

それから、自分の意見をしっかり言う大切さも部活動で学びました。

今の経験を無駄にせず、どの部署を任されても対応できるように成長したい

お仕事がお休みの日はどのように過ごしていますか?

車でドライブするのが好きで、休日は青島や延岡などに出かけたりして過ごしています。運転中に景色を眺めたり、旅先でご飯を食べたりする時間がリフレッシュタイムになっていますね。車にお気に入りのステッカーを貼ったり、ライトをカスタムしたりするのも最近の楽しみです。

入社当時はなかなか働くペースがつかめず慣れない時期もありましたが、最近はずいぶんと余裕が生まれてきました。

では、これからお仕事の面で目標があれば聞かせてください。

今は商品売場やレストランなど、さまざまな部署を経験させてもらっています。その経験を無駄にしないように、しっかり自分のスキルとして身に付けることが目標です。

それから、どの部署を任されたときでもきちんと対応できるように成長していきたいですね。接客や業務のスキルだけでなく、スタッフからの信頼や期待にも応えられるようになりたいです。

最後に、就職や進路を考える高校生へ向けてアドバイスをお願いします。

就職先を探すときは、企業の情報をしっかり調べることから取り組んでみてください。私も先生にサポートしてもらいながら、自分で企業を調べることで納得感を持って進路を選ぶことができました。

企業を見学できる機会があれば、ぜひ足を運んでもらいたいですね。ゲシュマックを希望した際も見学する機会があったのですが、ネットで情報を集めるより、より身近に企業のことを感じられました。職場の雰囲気や、実際にどんなふうに働いているのか体感することで、得られることがたくさんあります。就職先や進路を選ぶときの判断材料が増えますし、選択に幅が生まれるのではないでしょうか。

最後に、就職してから目上の人とコミュニケーションを取る大切さを感じています。先輩や上司から「積極的にコミュニケーションを取ろう」とアドバイスをいただきますし、自分ももっと仕事中のコミュニケーションを大切にしたいと考えています。

学生時代は目上の人と接する機会が限られるので、ぜひ意識して目上の人と話すことにチャレンジしてみてください。きっと社会人になってから、自分の助けになるはずです。

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