技術を磨いてお客さまのニーズに応えたい。宮崎の病院をITの力で支えるエンジニア

久保田さん 日章学園高校出身

電子カルテを開発する会社に入って3年

入社の経緯から教えてください。

小学生ぐらいからパソコンに興味を持ち始め、エンジニアという職業に憧れていました。高校はコンピュータ科に進学。3年次の就職活動では宮崎県内のシステム開発をおこなっている企業を求人票で探し、見つけたのが株式会社コア・クリエイトシステムでした。
会社説明会で見学させてもらったサポート事業部はお客さまと接する機会が多い部署ということもあり、会話があちこちで飛び交っていて明るい雰囲気でした。直感的に働きやすそうな職場だなと思い、すぐ新卒採用の選考に進みました。

現在はどのような業務を担当していますか?

現在このサポート事業部に在籍していて、入社3年が経とうとしているところです。自社製品である医療機関向けの電子カルテシステムに携わっていて、サーバーやネットワークなどシステムを支えるインフラ部分のエンジニアとして導入と保守業務を担当しています。

導入業務ではシステムを使ってくださる医療機関に出向き、システムを動かすサーバーを構築したり、パソコンのセットアップをおこなっています。

保守業務は定期的なサーバーメンテナンスやお客さまの困りごとへの対応など、導入後のアフターフォローが中心です。

仕事の中で日々成長できているという実感

仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?

導入、保守いずれの業務に関しても、お客さまによって抱えている課題が異なり、パソコンの仕様もさまざま。毎回違ったシチュエーションで業務にあたるので、技術的な部分やコミュニケーションの面で日々成長できているという実感はありますね。

またお客さまの要望によっては新しい技術や知識が必要とされるケースもあり、自分で調べながら業務に取り組んでいます。自分が持っている技術力を日々高めていけることが仕事のやりがいとしては大きいところです。

業務の中で心掛けていることはありますか?

お医者さんや看護師さん、院内のシステム担当者などいろんな方の話を聞いてニーズをくみ取る必要があるので、コミュニケーション能力は外せません。

自分が「こうしたほうがいい」と思っても、システムを実際に使う人にとってはメリットではないということもあるので、当たり前のことにはなりますが、相手の話をよく聞いて、自分がちゃんと理解した上で判断したり、提案したりすることを心掛けていますね。

たとえばパソコンの調子が悪いと言われたら、どういう状況なのかを丁寧にヒアリングして、新しいものに交換する以外に、こういう使い方ならまだ使えますよとお伝えする。お客さまが複数の選択肢から解決策を選べるようにサポートしています。

趣味を楽しみ、仕事のオンオフをうまく切り替え

休日やプライベートはどんなふうに過ごしていますか?

趣味が多くてバイクにピアノ、アニメ、パソコンゲームなどプライベートも割と忙しくしているほうかもしれないです。

モチベーションがないとやる気が続かないタイプなので、ピアノは今も先生のもとで習っていて、年1回の発表会を目標に練習しています。バイクなら県外で開かれるロードレースに参戦して、大分のサーキットを時速100キロで駆け抜けたり。

ちなみに会社の人にロードレースの話をすると普段の僕からはイメージできないのか、気を付けてといつも心配されてますね(笑)。

休みの日はとことん自分の好きなことに没頭する。仕事とプライベートのメリハリをつけながら社会人生活を送っています。

最後に高校生にメッセージをお願いします!

実は高3で進路を考えていたとき、音楽系の専門学校に行くことも検討していたんです。

でも実際にオープンキャンパスに参加してみると、自分のやりたいこととはちょっと違うなとズレを感じて。それで就職に切り替えたんですが、そのときにはもう卒業間近でほとんど就活の時間は取れませんでした。

そんななかでも今の会社に出会えたのは、子どものころから興味のあったエンジニアという仕事を軸にして就職先を探したからです。

時間がない中でもあまり焦らずに、自分が興味を持っていることや好きなこと、気になっていることを掘り下げてみる。そうすることでやりたいことやそれに近い職業を選ぶことができるのかなと自分の経験から思います。

そのためには日頃から積極的にいろんなことにチャレンジして、興味の幅を広げておくことはかなり必要だと思います。場合によっては若いときしか時間が取れないなんてこともあるので、高校生のみなさんも今のうちにさまざまなチャレンジをしておいてください。

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