安定した環境で長く働きたい。重視したのは会社の雰囲気と福利厚生でした

川越さん 宮崎商業高校出身

企業見学で触れた“人の良さ”に惹かれて入社

どんな高校時代を過ごしましたか?

商業高校の商業科で学び、簿記や会計、情報処理といったビジネスの基礎と実務を身に付けました。簿記は、簡単に言うと会社のお金の動きを記録したり、計算したりして管理すること。高校で全商簿記1級も取得しました。勉強はそこまで好きじゃなかったけど、数字に苦手意識はなく、数学は得意科目でしたね。

高校時代の一番の思い出は毎年恒例の宮商マーケット。日頃の学習の成果を発揮する販売実習で、商品の仕入れから販売まで生徒が主体となって取り組みます。実際に地域のお客さまに買いに来ていただき、お祭りのようなにぎやかなイベントでもあります。

2年生のときは仕入れ係として、市内の大型書店から本や雑貨を直接仕入れて、販売。商品の陳列や接客、最終的な売上の計算も自分たちでおこない、楽しかったですし、勉強になりました。ある程度利益を出すことも目標にしていて、商業高校ならではの体験でした。

入社の経緯を教えてください。

安定して働き続けたいという思いが強かったので、休みがきちんと取れるか、残業はどれくらいあるのかといったところを重視して会社を選びました。

高校の先生にそういった条件面の話をして、候補として紹介してもらった中の一社が宮崎信販です。テレビCMの影響か、ここだけは社名を聞いたことがあって、それで、実際に企業見学に行きました。事務や営業など全ての部署を見て回ったところ、従業員の皆さんがとても優しく話しかけてくれて、人の良さに惹かれて「ここにしよう!」ってその場で思ったんです。

勤務条件や社内の雰囲気といった働く環境が自分に合っている、そう思えた会社が宮崎信販でした。

商業高校での学びが日々の業務に直結しています

現在の業務内容を教えてください。

現在は総務部に在籍し、経理を担当しています。経費精算など社内のお金に関わる事務を全般的におこなう仕事です。

経費精算とは従業員が自分のお金で、会社のために何かを支払った場合に、その立て替え分を会社が支払うというもの。このあたりの知識や事務処理の仕方は高校の簿記の授業で習ったことで、今まさに実践しているところです。

毎月やることが決まっていて、ルーティン業務にはなるものの、マイペースな私の性格には合っているんじゃないでしょうか。どちらかというと、イレギュラーなことが起きるのは嫌なタイプなので(笑)。

実際に入社されて感じたことは?

企業見学で説明を受けた通り、従業員の働く環境は守られていると感じます。入社3年目にして、まだ一度も残業をしたことがありませんし、福利厚生も整っているので育児休暇など実際に制度を活用しながら働いている先輩が周りにたくさんいます。

業務に関していえば、高校で学習したことや取得した資格が役立っているなと思いますね。経理ではエクセルを使って計算式を作ることも多く、情報処理の授業で教わった関数をフル活用。高校時代に自分が頑張ってきたことをちゃんと生かすことができて、それが仕事のやりがいにもつながっている、そんな気がします。

ライフステージが変わっても働き続けたい

休日はどう過ごしていますか?

弊社ではリフレッシュ休暇といって、週休二日制の土日と合わせて9連休を取得することができるんです。前回取得したときはコロナ禍ということもあり、特別なことはせず、体を休めることに専念しましたが、落ち着いたら海外旅行など、好きなことをして過ごしたいです。

あとは土日や仕事終わりに資格の勉強をすることもあります。最近ではクレディッターと呼ばれるクレジットカードの審査業務に関する資格試験を受けて、無事合格。弊社の主軸業務がクレジットカードの取り扱いになるので、自分の業務に直接関係せずとも、知識としての必要性を感じ、資格を取りました。

他にも会社が推奨する資格がいくつかあって、順次取得を目指していきます。大変と思われるかもしれませんが、新しいことを知る良い機会と捉えていますね。

どんな将来像を描いていますか?

この会社で長く働き続けたいという気持ちでいます。子育てをしながら働いている女性社員がほとんどなので、私もいずれ結婚し、子どもができるなど、ライフステージが変わっても仕事と私生活を両立させながらずっと働きたいと考えています。

社会人として、高校生にメッセージをお願いします!

実は今一緒に働いている先輩が高校に会社説明に来てくれた人なんです。ここだけの話ですが、その先輩のおっとりした雰囲気が自分と似ていて、この会社だったら私も働けるかもしれないなと思って(笑)。それが入社の決め手になったところもあります。

気になる会社が見つかったら、まずは会社説明を聞いたり、見学に行ったりしてみてください。自分に合った職場を見つけるには、実際に自分で見聞きして確かめることが一番なんじゃないかなと私は思います。

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