どうやって毎日を楽しく過ごすのか、そこに全力で取り組む

徳留さん 都城高専出身

宮崎にこんな面白そうな企業があると知り、その足ですぐに会社を訪れた

現在のお仕事の内容から聞かせてください。

現在は、ロボットの設計業務を担当しています。

ロボットは大きくハードとソフトの2種類に分けることができますが、自分が担当しているのはハードの部分、ロボットの原型部分を製作するのが仕事です。

具体的には、AGRISTでは現在ピーマンを収穫するためのロボット開発に取り組んでおり、ピーマンを収穫するためのアーム部分の設計を担当しています。

現在のお仕事に就かれた経緯を教えてください。

都城高専(都城工業高等専門学校)を卒業後、最初にトヨタ系列の設計の仕事に就職しました。当時はそこで水素自動車をはじめとした車の設計に携わっていました。4年ほど働いたあと、宮崎にUターンしてホンダロックに転職し、金型の設計をおこなっていました。

ホンダロックで働いていた時期に新聞を読んでいると偶然、宮崎の金融機関がAGRISTに投資したという記事を読みました。「宮崎にこんな面白そうな企業がある」と初めて知り、その足で直接AGRISTを訪れ見学させてもらいました。

そのときに対応してくださったのが、取締役COO(最高執行責任者)です。見学させてもらいながら話をしていると、その場で「一緒に働いてみないか」と言っていただきました。

当時勤めていた会社や仕事内容に不満はなかったのですが、従業員4~5人(当時)の小さな会社がロボットをつくり、社会課題を解決しようとしている姿にとても魅力を感じ、見学から帰る時には「一緒に働かせてください」と転職を決心してしまっていました。

ピザ窯を作ったり井戸を掘ったり、とにかく休日は室内にいないですね(笑)

高校時代はどんな生活をされていましたか?

自分は学生時代からバイクと車が大好きで、16歳ですぐに中型二輪の免許を取りました。すぐにバイクを購入したので、学業の傍らアルバイトをしながらバイクに熱中する学生生活でした。

部活には所属していなかったのですが、学外で小学校からずっと空手をしていました。空手は就職するまでずっと続けていましたね。

休日はどのように過ごされていますか?

DIYが大好きで、休みの日は自宅の庭でいろいろな物を作っています。

自宅を購入したときに広い庭を買ったのですが、そこでピザ窯を作ったり、井戸を掘ったり、とにかく休日は室内にいない(笑)。家の中はTV も置いていないので、ご飯を食べるときと夜眠るとき以外は、ずっと何かしらの作業をしています。

妻もDIY を一緒に楽しんでくれるのですが、井戸は自分一人で掘ったので、完成まで3ヶ月ほどかかりました。

高校時代からの延長でいえばバイクは今でも大好きで、フレームから溶接して自作したり、オフロードバイクのコースを走ったりしています。将来的に山を買って、そこに自前のコースを作ってみたいですね。

それから、庭では2匹のヤギを飼って育てているのですが、実は今朝子ヤギが 2 匹生まれました。新しい家族が増えました。

遊びも本気で取り組み、仕事も本気で取り組む

では、これからのお仕事やプライベートで目標などはありますか?

自分はどうやって毎日を楽しく過ごすのか、そこに全力で取り組むことをテーマにしています。

遊びも本気で取り組み、仕事も本気で取り組む。目標を何か定めるというスタイルではなく、目の前にある仕事や課題をいかに楽しむか。そこにフォーカスして全力でやり切ることを、これからも続けていきたいですね。

もちろん、仕事に取り組んでいる瞬間は苦しいこともあります。ただ、これまでの経験の中で過ぎたことを振り返ってみると、「大変だったけど楽しかったよね」と感じることが多い。仲間内で苦労話をしているときも、笑い話として振り返ることができます。

きっとこれからの人生もその連続で、その瞬間は苦しいと感じていても、結局は楽しいことをしているのだろうな、と思っています。だからこそ、今この瞬間を全力で頑張るということを大切にしていきたいですね。そこは、仕事もプライベートも関係なく自分が大事にしているテーマです。

最後に、高校生に向けてメッセージをお願いします。

ぜひ、学内・学外を問わずいろいろな人と出会うことを経験してください。自分はバイクや空手のおかげで、年齢を問わずたくさんの人と出会い、視野を広げることができました。

これだけたくさんの仕事が溢れている時代なのに、その仕事の存在を知らないのは、とてももったいないことです。選択肢がそれだけ狭まってしまいます。

どんな仕事に就きたいか、職業に憧れるかは、その人の経験や体験が原点にあると思っています。だからこそ、自分が「楽しい」「カッコイイ」と思える人や仕事に、たくさん出会うことが将来の進路を選ぶときのヒントを与えてくれるはずです。

それから、自論になりますが、遊びに全力になれない人は、仕事にも全力になれないと思っています。

全力で遊び、夢中になるからこそ、「楽しい」や「カッコイイ」に出会うことができます。ぜひ目の前のこの瞬間に全力で向き合って、あなたが何になりたいのか、自分なりの答えを見つけ出してください。

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