日本と海外の懸け橋になる仕事がしたい。その思いが私のスタート地点

奈良さん 日向学院高校出身

高校時代のホームステイが海外志向のきっかけに

現在の仕事内容から聞かせてください。

海外製の知育玩具や日本、韓国で作られた英語教材の販売を手掛ける株式会社ドリームブロッサムで、英語テキストの営業を担当しています。

幼児から大人向けまで幅広い年代に対応したテキストを取り扱っていて、書店や学校生協などに販売をお願いしたり、お客さまの要望に応じて商品提案したりということをおこなっています。他にも新学期に向けたキャンペーンの企画・実施や、オンラインイベントの開催も営業の仕事です。

入社の経緯を教えてください。

海外に関わる仕事がしたかったので、就職活動ではホテル業界などいろんな業種の会社を検討しました。ただあまりピンと来ず、気付けば大学4年生。どうしようかなと悩んでいたときに、友人が主催したイベントで社員の方から話を聞く機会があり、宮崎にもこんな会社があるんだと興味を持ったんです。

会社主催のバーベキューにも参加させていただき、その場の雰囲気が自分に合っているなと感じ、すぐ新卒採用を受けました。入社動機は割と直感というか、最初からフィーリングが合っていたんでしょうね。

海外に関わる仕事をしたいと思ったきっかけは何ですか?

高校生のときに自分で調べて、ニュージーランドに1ヶ月間のホームステイに行きました。現地では語学学校にも通い、大変なことも含めていろいろな経験ができました。世界中からさまざまな人たちが来ていて、多様な考え方や文化に触れて本当に楽しかったです。

同時に日本の良さも再認識することができ、漠然とですが、日本と海外の懸け橋になるような仕事がしたいと思ったんです。そこから大学では国際系の学部に進み、海外への関心がさらに高まっていきましたね。

お客さまとの信頼関係が築けたときにうれしさを感じる

外国の方と仕事をする機会もあるとお伺いしました。

社長はイギリス人ですけど日本在住が長く、会話は日本語で、メールになると私より漢字の知識は豊富(笑)。ただ上司やお客さまの中には英語で話す方もいて、ミーティングやメールなど英語メインの場合もあります。

学生時代からそれなりに英語をやってきていると思ってましたが、いざ仕事となると最初は戸惑いも多かったですね。ミーティングで飛び交う英語は日常会話よりもレベルが高く、入社当時はひたすら聞くだけだったり。学生のころに比べ英語を使う機会が増え、日々ブラッシュアップしているところです。

仕事でうれしさを感じるのはどんなときですか?

営業という仕事柄、お客さまと接する機会が多いので、その中で良い信頼関係が築けるとうれしいなと感じますね。そのために基本的なところではありますが、メールや電話の応対を丁寧にしたり、イレギュラーな発送にも柔軟に応じるなど、できる限りお客さまに寄り添うよう心掛けています。

英会話教室を始められる個人のお客さまには、どういったテキストを使用すればいいかといった商品提案をおこない、一からサポートすることも。お客さまから生徒が増えてきたという喜びの声をいただくと、良い関係性が作れていると実感しますね。

入社3年目。新しいことにチャレンジしていきたい

休日はどう過ごしていますか?

土日祝日がお休みなので、金曜日の仕事が終わったら、すぐに自分を解放しています(笑)。ここ数年はコロナ禍で難しいですけど、お酒を飲みに行くことが好きなので、それを楽しみに仕事をしているようなところも。職場の人もお酒が好きな方が多くて、ニシタチで深夜まで飲んだこともありましたね。

飲みに行けなくなった今、新しく始めたジム通いがストレス発散になっていて、行けるときは週1回、体を動かす。仕事とプライベートのオンオフはしっかり切り替えられています。

最後に今後の目標を教えてください。

仕事の上で2つの選択肢をイメージしています。

1つは今の営業職をもっと極めていくこと。直属の上司が長年いろんな職場で仕事をされてきた方で、営業の極意といいますか、仕事ぶりがすごいんです。その上司を近くで見ていると、私ももっとこの仕事について勉強して、営業職のプロフェッショナルになりたいと刺激を受けます。

もう1つが物流や通関といった社内の他の業務に携わること。通関とは商品を他国から輸入する際の手続き業務で、私にとって未知の分野。自社が販売している玩具やテキストがどのように輸入されているのか、理解を深めたい気持ちもあります。

入社して3年目になり、毎日の業務にも慣れてきたところなので、さらに新しいことにチャレンジしたり、自分が知らないことを学んでいきたいと考えています。これが今後のキャリアで目標としているところですね。

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