宮崎県民なら誰でも知っている「サンA」のジュース。 その品質とブランドを支える奥深い仕事に出会えました。

島田優心 妻高校

子どものころから飲んできた身近な商品に関わる

宮崎県農協果汁に入社したきっかけを教えてください。

高校で求人票を見たことがはじまりです。子どものころから飲んでいる「サンA」のジュースをつくる工場ということで興味を持ちました。会社説明会で製造工程や業務内容の詳しい話を聞き、「いろんな部署があるんだな」「製造の仕事っておもしろそうだな」と感じたのを覚えています。
また、自宅から通える距離にあったことや、JAグループで事業が安定していることなど、僕にとってうれしい安心材料が多く、家族と相談を重ねるうちに「ここ以上の選択肢はない」と思うようになりました。実は大学進学の道を考えていた時期もあったのですが、結果的に迷わず入社を決めることができました。

現在はどんなお仕事を担当していますか?

「配合課」という部署で、ジュースやお茶が製品になる前の「原液」をつくる工程を担当しています。商品のもとになる果汁やお茶にビタミンや香料などを加え、味や成分を調整する仕事です。品質を守るために、仕様書どおりに配合できているかを確認しながら作業を進めることを第一に、タンク内の状態も細かくチェックしています。

お仕事で一番緊張する瞬間は?

完成した原液はペットボトルや紙パックといった容器ごとの製造ラインへ送られ、充填作業へと進みます。ここで気を付けなければならないのが送管先の設定。飲料のタンクと機械は複雑な配管でつながっていて、ルートを間違えると違う飲料同士が混ざってしまうからです。もしも混ざってしまった場合、関連するタンクの全廃棄と全洗浄をすることになり、とてつもないロスが発生。もちろん何重にもエラーを防ぐ仕組みがあるので、今のところ僕自身はミスをしたことはありませんが、ベテランの先輩たちから「大量廃棄のおそろしさ」については聞いていて、常に確認を怠らないことを心掛けています。

「知っている」だけだった商品が、「自分のつくった」商品に

「この仕事をやっていて良かった」と思う瞬間は?

自分たちが製造に携わった商品をお店で見かけた瞬間ですね。宮崎県民なら誰もが知っている商品づくりに関われていることを誇りに感じます。また、仕事を通じてチームの一員であることを実感できるところも気に入っています。前後の工程を担当する人と声を掛け合い、タイミングを合わせながら作業を進めるのですが、「ここまでやって休憩しようか」「こっちが終わるまでゆっくりしてていいよ」など、自分たちのペースで業務量をコントロールできるので、とても働きやすいと思います。

仕事を通じて自分の成長を感じるところはどこですか?

高校時代は同世代と接することがほとんどで、年上の人と話すのが少し苦手でした。新人時代はわからないことがあってもなかなか自分から質問できなかったのですが、幅広い年代の社員と働くようになり、自然とコミュニケーションが取れるようになりました。これは自分の中でも大きな成長だと思っています。
もう一つ変わったのは、他メーカーが販売しているジュースの成分表示が気になってつい調べてしまうことです。味だけでなく、「何が入っているんだろう?」「どうやってつくっているんだろう?」と考えるクセが身についてしまいました(笑)。

これから挑戦してみたいことは?

配合課だけでも、原材料から果汁を搾る工程や、OEM製品(※)の開発製造など、たくさんの仕事があります。僕が経験しているのは、その中のほんの一部。幅広い業務を経験し、これからさらにできることを増やしていきたいです。そして後輩から頼られる先輩になることが今の目標です。

※OEM製品:他社ブランドのものを代わりに製造した製品のこと。

宮崎ならではのライフスタイルを十分に楽しめる会社

「会社のおすすめポイント」を教えてください!

一番の魅力は待遇面です。残業手当や夜勤手当がきちんと支給されるので、同級生と比べても収入は高いほうだと思います。勤務は4日働いて2日休む「4勤2休」。日勤と夜勤があるため最初は不規則に感じましたが、慣れてしまえば連休もしっかり取れるので、意外と生活リズムが作りやすく、今のライフスタイルも気に入っています。

休日はどんなふうに過ごしていますか?

休日は友人とドライブへ出掛けることが多いです。宮崎の自然を楽しんだり、美味しいものを食べたりするのが好きですね。また、高校時代に野球部だったこともあり、会社の軟式野球部にも参加しています。普段は接点の少ない別部署の先輩や同僚とも話せるので、とてもいい刺激になります。会社には本当にいろいろな人がいて、それぞれの持ち場で頑張っていることが伝わってくる。そういう交流も、この会社の好きなところです。

就職活動中の高校生に向けてアドバイスをお願いします。

就職活動では、「どんな仕事がしたいか」を考える前に、自分は何を大切にしたいのか、どんな目標を持っているのかを考えてみてほしいと思います。目的があるだけで、仕事への向き合い方も、毎日のモチベーションも大きく変わります。もちろん、最初から目標が見つかる人ばかりではありません。だからこそ、家族や先生、友人に相談したり、いろいろな会社を見学したりなど、自分から情報を集めてみてください。
僕自身も、会社説明会に参加したことで「ここで働きたい」という気持ちが固まりました。興味のある会社に出会えるかどうかは、まず行動してみることから始まると思います。自分が好きなことは何か、その「好き」を仕事にできる会社はどこなのか。焦らずじっくり探してみてください。

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