高校生活は勉強しかしていない日々でした
高校生のころはどんな生活を送っていましたか?
宮崎学園高等学校に通っていて、大学への進学を目指す特進科だったので、高校生活は勉強しかしていませんでした。
中学校時代に吹奏楽部に入っていたので、高校でも吹奏楽部に入りたいと考えていましたが、入学式当日からセンター試験の話が出るぐらい、入学してからずっと勉強。1日9時間くらい勉強していました。
たまにある文化祭などのイベントは楽しんだりしたけれど、高校生のころは進学のことだけ考えていた日々でした。
大学進学から就職まで何を基準に選びましたか?
ずっと英語が好きだったので、もっと英語を学んでいきたいと考えたとき、宮崎県内での選択肢は宮崎公立大学でした。
ゼミは異文化コミュニケーション。唯一、イギリスの先生のゼミです。英語を通して海外の文化・宗教・慣習など、海外のいろんなものを勉強して視野を広げました。
卒業しても英語を生かして仕事をしたいと考えていましたが、宮崎県内だとかなわず、海外の方と接することが主な職種の募集は見つかりませんでした。
「自分はこれがやりたい」という夢ができるまでは、仕事と趣味を両立できることを優先したい。そう考えたので、土日祝日に休めるという点を重視して公務員の採用試験を受けました。
試験に合格したものの、自分には一般企業とどちらが合っているんだろうと悩みました。
公務員になることを決める前に、とりあえず1回は一般企業も見てみたいと思うようになり、一般企業の採用試験も受ける中で、一般企業のほうが自分には合っていると思うようになりました。
採用試験を受けた4社全て内定となり、日本情報クリエイトが自分に一番合っていそうだと感じたので、ここに入社しました。
対応力がついて新たな道も開けるコールセンター
お仕事内容とやりがいについて教えてください
コールセンターで、会社の不動産管理システムを利用されているお客さまからの電話応対が中心です。
システムについての疑問や操作方法などについてお答えして、不具合やシステム改修などコールセンターで対応できないことについては、開発や専門部署に対応をお願いしています。
コールセンターはつらいというイメージがあるかもしれません。でも企業対企業のお仕事になるので、つらいという状況はあまりなく、楽しく仕事できています。
自分たちには簡単だと思うような操作方法も、問い合わせしてくる方にとっては難しいということもあります。わからないという不安な気持ちに寄り添ってサポートすることで、「聞いて良かった」「わかりやすかった」という前向きな言葉をいただけるとうれしいですね。
もっと気軽にお問い合わせして聞いてください、という気持ちになります。
このお仕事ならではの身に付く経験や魅力はどんなところですか?
コールセンターでのお仕事を経験すると、社内のどこの部署でも活躍できる知識が身に付くという点です。
日本情報クリエイトは、2020年7月に上場した会社。年齢関係なく意見が言える自由な雰囲気の会社なので、今の部署が自分に合わないと感じたら、他の部署へ異動するということも結構あるんです。
コールセンターでお仕事しているとパソコンの知識が増えるだけでなく、会社で扱う全商材について知ることもできる。コールセンターで学ぶことで、選択肢が広がるというのが魅力ですね。
勉強だけでなく視野も広げると将来の選択肢が増える
業務時間以外で取り組んでいることはありますか?
体調を崩したりすると仕事にも影響してくるので、健康第一ですね。
走る、筋トレをする、エレベーターは使わず階段を使うようにするなど、意識して体力作りに努めています。
それから、海外の方と話すことや遠出をすることが好きなので、国際交流協会の会員になりました。
慣れない土地で不安なことも多いと思うので、何か困っていそうだったら声をかけたり、通訳したりすることでサポートしていきたいです。
学生のころにやっておけば良かったこと、やっておいて良かったことはありますか?
もうちょっとパソコンの知識をつけておけば良かったなと思います。高校では5教科の勉強だけでなく、いろんな勉強をしていたら、もうちょっと可能性が広がっていたかもしれないと思ったりします。
勉強だけの高校生活だった分、大学ではいろんな経験をすることを重要視していました。視野を広げるためにも同じ学生以外の人とも話をする機会を作ろうと考えて、アルバイトは塾講師。親御さんや子どもたちと幅広く話をしていました。
スポーツジムに通うことで、社会勉強できたことも大きかったです。スポーツジムには年配の方や経営者の方なども通っていたので、年齢関係なくつながりができ、さまざまなお話を聞かせていただけました。
そのおかげか就職活動の面接の場で話せないこともなく、就職難といわれている中、順調に進みました。
高校生のころに勉強を頑張って、大学でいろんな経験をして視野を広げてきたからこそ、選択肢が増えたのだと思っています。