
母の言葉で県外就職から地元就職へ希望を変更。センコービジネスサポートでさっそうと活躍する女性スタッフに憧れを抱きました。
延岡商業高校では、どんな高校生活を過ごされましたか?

流通経済科(現:商業マネジメント科)で、ビジネスの基礎となる商取引、簿記、情報処理などを学びました。延岡商業は独自に商店やネットモールを運営していて、実習を通して学生自らが販売業務やEC取引をリアルに体験できるという特徴を持つ高校です。商品の仕入れ・陳列・販売・接客・店舗経営まで、商取引の仕組みや流れを学び、実践する日々は充実。特に毎年1回、保護者や地域の皆さんをお迎えして開催される販売実習の一大イベント・桜マーケットは、思い出深いですね。部活は、短歌や俳句の創作活動に取り組む文芸部に所属。私の高校生活は学びも部活もとても楽しいものでした。
高校卒業後の進路選択で就職を選んだ理由を教えてください
就職の道を選んだのは、はやく自立したかったからです。私は都会で働くことに憧れていて、当初は県外就職を希望していました。進路選択の時期、その話を母に伝えたところ、「憧れにチャレンジするのはいいけど、いきなり都会で暮らし働くのは不安もあるでしょ。まずは地元で就職して社会人経験を積んでからでも遅くないと思うよ。あなたはまだ若いんだから」とのアドバイスをもらいました。「たしかに、18歳で地元を離れていきなり都会で頑張れる?と聞かれて、はい!と言い切る自信はない…お母さんの言う通り、まずは地元で頑張ってみよう!」。母の言葉に納得した私は、地元就職を目指して就活をスタートしました。
センコービジネスサポートさんと出会い、入社するまでの経緯を聞かせてください
パソコン入力が好きだったので、就活では事務系を中心に求人票で仕事を探し、会社説明会でいろんな会社の話を聞きに行きました。センコービジネスサポートは、実は私にとって馴染みのある会社でした。と言うのも、以前母が働いていた会社なんです。小学生の頃だったでしょうか。母に連れられて職場見学をさせてもらったこともあるんですよ。そんな思い出もよみがえり、今はどんな会社になってるんだろう?という興味を持って本社で開催された会社説明会に参加しました。まずは綺麗で快適なオフィス環境が魅力的でしたね!実際に見せてもらった職場は、コンタクトセンターでした。そこでは多くの女性スタッフの方々が働いていて、中にはパソコン2台を使いこなし、テキパキとカスタマー対応をしている方も!その姿がとてもかっこよくて、「私もこんな仕事ができるようになりたい!」と思ったことが決め手となり、2020年4月、センコービジネスサポートに新卒入社しました。
コンタクトセンターで、クライアントとエンドユーザーの架け橋となるカスタマー対応やバックヤード業務に取り組んでいます。
ご担当しているお仕事について教えてください

CRM部(コンタクトセンター)に所属して、カスタマー対応やバックヤード業務に取り組んでいます。現在メインで担当しているのは、畳の張替に関するコンタクトセンター業務。カスタマー対応では、電話やWEB通販、取扱ホームセンター経由での畳張替の受注、およびお客様からの畳張替に関する相談などに対応。バックヤード業務では、お客様から受注した畳の注文に対して、畳の引き上げ(お客様宅から回収)から敷き込み(新しい畳の納品)までの工程におけるお客様・畳店・取扱ホームセンターとの日程調整および進捗確認を行っています。近年は、電話でのコミュニケーションだけでなく、WEBやメールで業務対応することも増えていますね。
担当する案件には、長い期間にわたって携わる長期案件もあれば、期間限定でスポット的に携わる短期案件があります。案件によって、クライアントも、商品も、カスタマー対応のトークマニュアルも違います。次々に新しいことを覚えなければならないのは大変だなと思われる方もいるかもしれませんが、私は仕事を通して色んな会社を知り、様々な商品の知識を身につけられることを、むしろ楽しいと感じています。新しい案件は毎回新鮮な気持ちで取り組めますし、幅広い経験を積めることは、自分の応対スキルの向上にもつながりますから。
自分自身の成長を実感した出来事やきっかけなどありましたら教えてください
実は私、配属当初は声が小さく、カスタマー対応も用意された応対マニュアル(トークスクリプト)で想定されてない質問や相談を受けた際にとっさの判断や回答ができず…悩みと迷いでちょっと落ち込んだ時期があったんです。この逆境を乗り越えるきっかけになったのが、入社2、3年目の頃に声をかけられて参加した「センコーグループ技能コンテスト」でした。これはグループ内の様々な現場で日々取り組まれている業務に関わる技能を競う競技会。この電話応対部門で、私は「3位入賞」を果たしたのです!その瞬間は、最高に嬉しかったですね!本社・コンタクトセンターの皆さんも、自分のことのように喜んでくれて、本当に感謝・感激でした。努力が実を結んだこの経験から、自信が生まれ、日々の業務にもこれまで以上に積極的且つ意欲的に取り組めるようになりました。私自身にとって変化・成長を遂げる大きなターニングポイントになりましたね。
仕事に取り組む上で大切にしていることは何ですか?また今後の目標を聞かせてください
複数の案件を同時進行で担当することもあります。長期案件を担当しながら、同時に短期案件も担当するなど。商品も応対方法も変わりますから、“頭の切り替え”を大事にしています。今後の目標としては、応対スキルをさらに磨いて、どんな案件でも「竹林に任せれば、大丈夫!」と言われるくらい、みんなから信頼され、頼りにされる存在を目指したいです。また、これらから新しい仲間も入ってくると思いますので、新人の方々にとっても良きお手本となり、目標としてもらえるような先輩でありたいですね。
地元就職の良さは、やっぱり安心感!就活では、現場のリアルを見て聞いて感じ取れる職場見学への参加がおすすめ!
地元就職の魅力を教えてください

いつも家族がそばにいてくれる。友人たちにもすぐに会える。やはりこの“安心感”が、地元就職の良いところだと思います。休日は、自宅で飼っているネコと遊んだりして、のんびり過ごすことが多いですね。会社の仲間や友人たちとの飲み会や食事会、カラオケを楽しむ時間も大好き!オフでしっかりリフレッシュすることが、仕事を頑張るモチベーションにもつながります。
高校卒業後の進路選択で就職を考えている高校生に向けてメッセージをお願いします
就活では、会社や仕事の現場を訪れて、職場の雰囲気やそこで働く人を見て、聞いて、感じ取る「職場見学」に行くことをおすすめします!求人票で調べたり、会社説明会で話を聞くだけではわからない情報や現場のリアルを知ることができると思いますよ。皆さんの希望にマッチする素敵な会社や仕事と出会えるよう応援しています。就活、頑張ってください!