医療機器メーカーからIT業界へ。高校卒業後に安心の地元就職を叶えた私が、チャレンジ転職を果たすまで。
富島高校ではどんな学生生活を過ごしましたか?
私は宮崎県東臼杵郡門川町の出身で、日向市の富島高校に進学しました。経営情報科(現在の情報ソリューション科)では、商取引の基礎(販売や広告)や簿記を学び、エクセルやワードなどの実務スキルも身につけました。
クラスメイトとは3年間同じクラスで過ごしたことで仲が深まり、文化祭や体育祭ではみんなで力を合わせた思い出がたくさんあります。高校3年時には体育祭のリーダーを務め、夏休みも演舞やダンスの練習に励みました。
部活動は小学校から続けていたバレーボール部に所属し、毎日の練習や遠征・試合を通して、ベスト8という目標に向かって仲間と汗を流しました。 学業と部活動の両立に励んだ高校生活は、今振り返っても本当に大切な時間です。
卒業後の進路選択で地元就職を選んだ理由は?
進路を決める際、進学か就職かでとても迷いましたが、最終的に選んだのは地元での就職でした。家族や身近な人のそばにいたい、大好きな宮崎で働きたいという思いがもともと強かったからです。
高校卒業後に就職したのは、東京本社で日向市に製造工場を持つ医療機器メーカーでした。当時、母が介護士として働いていた影響や、医療系ドラマが好きだったこともあり、医療分野に興味を持って選んだ道です。安定した医療関連業界で、地元で働けるという安心感もありましたね。希望を叶えた私は、そこで約6年間、製品の検査・包装・箱詰めといった製造業務に携わりました。
プラージュさんに入社するまでの経緯を教えてください
前職の先輩のお祝いの場に参加した際、私にとって大きな転機となる出来事がありました。お祝いとしてサプライズ動画を制作することになり、職場の方々と協力しながら一つの作品を作り上げました。
当日、会場で流れた動画を見て喜んでくれた先輩の姿や、周りの方々からの「すごく良かったよ!」という温かい言葉に触れ、その瞬間、「人の喜びが、こんなにも自分自身の喜びにつながるんだ」と強く実感しました。
この体験をきっかけに、もっと直接的に“誰かのために何かを創り出す仕事”がしたいという思いが芽生え、動画編集やデザインなどIT分野への興味が高まり、転職を決意。延岡にあるWEB・ITに特化した職業訓練校「東九州ライフキャリアスクール」で半年間、デザインやコーディングの基礎を一から学びました。
このスクールはその後の就職支援も手厚く、キャリアコンサルティングによるサポートや求人企業を招いた会社説明会も実施。その過程でプラージュと出会いました。会社や事業の説明をしてくれたのが、延岡支店の佐藤支店長。WEB制作、AR・アプリ開発、システム開発といった最先端の技術に挑戦できる魅力的な環境、そして「子供達に世界一かっこいいと言われる会社を創る」という企業理念に私は強く惹かれました。こうして2025年6月、私は株式会社プラージュに入社し、延岡支店での勤務をスタートしました。
WEBディレクターとして、お客様の要望や想いを汲み取り、形にする。WEBサイト制作の仕事をしています
小田さんが担当しているお仕事内容について教えてください
WEBディレクターとして、お客様からご依頼いただくホームページなどのWEB制作を担当しています。依頼内容をもとに全体の設計や構成をまとめ、デザイナーやコーダーと連携しながら制作を進めることが、ディレクターの役割です。
まずはお客様との打ち合わせで、サイトの内容構成やデザインイメージなどの方向性を決定します。内容が固まったら、納期までの制作工程を踏まえてスケジュールを組み立て、その後、全体の設計図となるワイヤーフレームを作成します。
その後、社内のデザイナー・開発エンジニア・コーダーといった専門スタッフと連携し、依頼内容を共有しながら制作を進行。
制作業務とスケジュール管理を行いながら、サイトの完成・公開というゴールを目指します。リーダーシップ、コミュニケーション力、調整力、段取り力が求められる仕事です。
私は入社後すぐに東京にある建築業界向けの専門的なソフトウェア開発を行う企業のサイトリニューアル案件を担当し、最近では法律事務所の新規サイト制作などのプロジェクトも任されています。
仕事の面白さと難しさの両面について聞かせてください
スクールでの学びとは違い、プロの現場は“お客様あっての仕事”です。自分が作りたいものを作るのではなく、お客様のご要望や想いを正確に捉え、それを形にする難しさに直面することもあります。納期を守りながら社内外の調整を行うコミュニケーションには今も苦戦していますが、スケジュール作成からサイト公開までの一連の流れに携われるのは、WEBディレクターならではの面白さだと感じています。自分が関わったサイトが実際に公開された瞬間の達成感は、本当に大きなものでした。
今後の目標を聞かせてください
現在は主に東京の案件を通じて経験を積んでいますが、今後は地元・宮崎や延岡の案件にももっと携わり、ITの力で地元に貢献したいと考えています。そのためにも、社内の勉強会や資格取得を通じて知識を深め、「小田に任せれば大丈夫!」と信頼されるプロフェッショナルになることが私の目標です。
高校生活を楽しみ、就活では視野を広く自分の可能性に挑んでください
オフはどう過ごしてリフレッシュしていますか?
まだ駆け出しのWEBディレクターということもあり日々の業務は忙しいですが、オフの時間でしっかりリフレッシュすることも大切にしています。休日はキャンプに出かけて自然を感じたり、大好きなスイーツを食べに行ったりして楽しんでいます。朝からウォーキングやランニングで体を動かしてリフレッシュすることもあります。
今も門川町の実家から通勤していますが、やはり地元就職は安心感があります。家族や地元の友達がそばにいて、いつでも会える環境というのは、心強いものです。
卒業後に就職を考えている高校生に向けてメッセージをお願いします
まずは、高校生活を思いきり楽しんでください。勉強だけでなく、部活や学校行事で仲間と力を合わせた経験は、社会に出たときに必ず皆さんの力になります。そして、就職活動期間は、さまざまな会社や仕事を知ることができる貴重な時期です。最初から選択肢を狭めず、視野を広く持って、自分の可能性を探してみてください。
私自身、医療機器メーカーから全くの未経験でIT業界へ飛び込みました。何歳からでも、想いがあれば新しい挑戦はできます。自分を信じて頑張れば、きっと納得できる道が拓けるはずです。応援しています!