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【業界コラム】ITエンジニアだけじゃない!デジタル社会を支える多様な職種と働き方

デジタル社会を支える裏方たち

「IT業界=エンジニアだけ」と思っていませんか?実は、営業、マーケティング、UI/UXデザイナー、プロダクトマネージャーなど、さまざまな職種がチームでサービスを支えています。例えば、YouTubeやスマホアプリの開発では、デザインやユーザー調査を担当する人が欠かせません。IT業界は日本全体で約125万人の雇用規模(※参考 経済産業省「IT人材需給に関する調査」)で、全国どこでも必要とされる仕事です。宮崎県でもIT企業が増え、県内にいながら首都圏企業と同じプロジェクトに関われる環境が整ってきています。

宮崎発のIT企業が全国・世界とつながる働き方

近年宮崎では、IT企業の進出が活発化しています。オンラインで業務が完結できるIT企業にとって、温暖な気候と豊かな自然を持つ宮崎は、ワークライフバランスが整った業務環境を提供できる魅力的な場所となっています。宮崎では県や市が主体となってIT企業誘致を推進。近年ではこうした企業から巣立ったメンバーがITベンチャーを立ち上げるなど、新たな潮流が生まれています。実際に、宮崎にいながら東京の大手企業のプロジェクトに参加したり、海外のクライアントと直接やり取りしたりする若手エンジニアが増えています。都市部の高い家賃や満員電車のストレスとは無縁の環境で、最先端の技術に触れられる。これが宮崎IT業界の最大の魅力です。

チーム開発の面白さ:バグ発見は「宝探しゲーム」

IT業界の醍醐味の一つが、チーム開発での「協力プレイ」体験です。アジャイル手法という開発スタイルでは、2週間ごとに小さな目標を設定し、チーム全員でその達成を目指します。まるでオンラインゲームのレイドバトルのように、デザイナー、エンジニア、テスターがそれぞれの専門スキルを活かして一つの目標に向かう過程は、ゲーム感覚で楽しめる要素が満載。特に「コードレビュー」では、他の人が書いたプログラムをチェックしながら、まるで謎解きパズルのようにバグを見つけていきます。「ここの処理、もっと効率的にできそう!」「この書き方、すごくわかりやすい!」といった発見は、まさにゲームクリア時の達成感そのもの。

AI時代だからこそ広がる、IT業界の可能性

「AIが発達したら、IT業界の仕事はなくなるのでは?」という心配は無用です。AIが得意な単純作業は自動化が進む一方で、AIを使いこなす人材、AIでは代替できないクリエイティブな発想や顧客との関係構築ができる人材の需要はむしろ増加しています。現在のIT業界では、論理的思考力、継続的な学習意欲、そしてコミュニケーション能力が特に重要視されています。さらに、DX(デジタルトランスフォーメーション)の波により、従来ITとは無縁だった業界でもIT人材の需要が急増。宮崎でも農業×IT、観光×ITといった新しい分野でのチャレンジの場が続々と誕生しており、あなたの興味や専門分野を活かしながらIT業界で働く道筋が、以前よりもずっと多彩になっています。

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